介護業界は転職が多いこともあり、志望動機を重視する傾向が高くなっています。そこで、自己PRや志望動機は具体性のある内容を書くことが大切です。あいまいな内容では、採用担当者にあなたの想いは届かず、かえって不利になることさえあります。自分の強みや介護への熱意、介護の仕事を選択した理由などを具体的に書くようにしましょう。特に、前職で介護の仕事をしていた人の場合は、前職での経験や得た資格などを詳しく内容に盛り込むことが大切です。人間性や仕事への姿勢が伝わるので、採用側にも好印象を与えられるはずです。
また、志望動機に応募先の事業所を選んだ理由と前職での経験をどのように活かしたいかも書きましょう。そのためには、応募先の事業所のことをしっかり把握することがポイントです。そして、魅力を感じた点や経験の活かし方を具体的に伝えるようにしてください。さらに、新たな職場で学びたいことやスキルアップをしたいことがあれば、それも盛り込みます。間違っても、前職での不満や後ろ向きな発言は書いてはいけません。それから、未経験者の場合は、介護業界を選んだ理由を明確にするとともに、他業種で得た経験とスキルをどのように介護の仕事に活かしていくのかを書くことも重要です。
これらのことを踏まえたうえで、採用担当者に「この人なら仕事を任せても大丈夫」「一緒に仕事をしてみたい」「入社して力を発揮してほしい」と思わせるようにしましょう。日本人は遠慮深い国民性が特徴ですが、履歴書では遠慮や謙遜などは必要ありません。採用担当者に自分の持つ強みをしっかり伝えることが鍵になります。(参考サイト>>>志望動機はしっかり答えよう~介護編~)